Wednesday Memo

 

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例)2003年1月2日のメモ
http://www.ka-ko.net/aakk/
memo/0301.shtml#02


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・栗Qサイト内の個人ページ→ ニュートの口使い

20011130(fri.) 12904/X

クワイエット・ビートルズが本当にクワイエットになってしまった。あの内向的そうな笑顔を思い浮かべると泣けてくる。いつもこんな時だけ人生を無駄にしちゃいかんなと思う。ありがとう。

20011129(thu.) 12903/X

ウィルスメールも届いたが、あがたさんの新譜「佐藤敬子先生はザンコクな人ですけど」もようやく届いた。早速聴いてみる。ムム。これってマスタリングのせい!? なんだか音ワル〜。アレンジに携わったのでどうしても音のことばかり気になってしまうのだが、うむー、こりゃまいった。やはりマスタリングは無理してでも立ち会うべきだったかなあ。

アルバムは曲と曲の相互作用でなりたっているので、音の大きい曲の後に小さい曲があると、当然後者はショボく聴こえてしまう。複数のアレンジャーが携わったオムニバスアルバムはちょっとした戦いの場で、マスタリングに行った者勝ちってところがあるのは事実。そりゃ、みんな自分の曲をよく聴かせたいに決まっているので、どうしても音量を上げ目にしてしまう。エンジニアは言われるままにコンプで突っ込む。当然、その場にいないアレンジャーの曲はおざなりにされて、結果、相対的に段々小さくなっていく。今回そうだったかどうかは、現場に行ってないので何とも言えないが、あきらかにオレが担当した「億光年〜」は音が小さい。というか他のがデカい。トホホ。

ほんで、それだけならまだしも、「億光年〜」はヴォーカルの線が細い。これは録音中から気付いていて、散々問題提起していたのだけど、誰も同意してくれないのでそのままになってしまっていた。アルバムを通して聴いてみたら、やっぱりそうじゃんかだった。あの時もっと強く仕切れればよかったのだが…。くそ〜、情けないプロデュース。あ〜あ。音量が小さい上に歌の線も細いので、この曲はあがたさんの歌の説得力が弱く、伝わりづらい(号泣)。ムネカタさんはMUSIC MAGAZINEで何かちょっと良い風に書いてくれていたけど、本当にこれで伝わるのかなあ…。

ああ、既に作品になったものにケチを付けるなんて、オレはなんてネガティブマンなのだろう。結局アレンジを含め自分にはあらゆる能力がないのである。

良いこともちょっとは書いておかないと…。
あがたさんの言葉遊びとあの独特の唱法で音楽に戯れるさまはライブに限らずCDでも健在で、「表現の自由」とは何たるかを絵に描いたようで、いや、音にしたようで瑞々しい。特にあがたさんの初の海外レコーディングになった久保田(麻琴)さんプロデュースものなど全体的にやはり新曲であればあるほど生き生き、伸び伸びしている感じ。あがたさんはいつどんな時もひとつ先のことを考えている。それが女性には憧れの的であり、仕事場では心ここにあらずでもある(だって、録音中も映画のこととか考えてて、おかげで歌い直してくれなかったんだもん。…あ、また愚痴になった。いかん!)。
言葉つかいあがたの一面を感じたエピソードとして、校正用のクレジット原稿がウチに送られてくる度に曲のタイトルが次々に変わっていったのにはびっくりした。最初はそれを見て「あれ、また別の曲になってる?」なんて思っていた。油絵で描きかけの絵を上から全部塗り直すような、素人目にはそんなインパクト。詞やメロディも当然ギリギリまで書きかえられる。本番でも書きかえられる(笑)。

20011128(wed.) 12902/X

さて、この押忍は本当に消えるのか?
答えは1月23日発売の「person」で。

タコ仙人の前で

20011125(sun.) 12899/X

「ダハー、わしは前向きでっせ! しかし、これからっちゅう時にモー。」(カーコのネタ帳より)

20011124(sat.) 12898/X

雅子さまがそろそろ出産。宮内庁病院に気心の知れた女性医師を呼び寄せたとのこと。でも、いくら気心知れたとは言っても、相手は皇太子妃なわけだから、「がんばって、もう少しよ!」なんて気軽にタメ口は聞けないのだろうな。「お力みなされて下さい。」「ヒーッヒーッフーッでございます。」なんて感じかな。(カーコのネタ帳より)

20011123(fri.) 12897/X

気になる言葉シリーズ TEXT:10

栗QでHONZIの録音。エンジニアZAKさんとは初仕事。スタジオの様子やHONZIの天才肌ぶりは「トの口使い」に書いたので割愛するとして、ここでは今日スタジオで気になった発言について。

既に時がだいぶ経っている80年代以前のことは、誰もが客観的に「○○年代風〜〜」なんて論じられるわけだが、まだ2年くらいしか経っていない90年代のことを語るには、2000年以降を濃密に過ごしている必要があると思う。でないと現在との差が分からない。

今日、ZAKさんが言った「そんな90年代みたいな録り方〜」という言葉がいまいちピンと来なかったのは、オレが少なくともこの2年、ZAKさんより録音の世界に精通していないということの証だ。ま、当たり前なんだけど。

ところで、2009年までの10年は後になって何年代と呼ばれることになるのかな? 2010年から2019年までは、やはり「10年代」と呼ばれるのだろうか?

夜は、あがたさんのレコ発ライブを観にクアトロへ。

20011122(thu.) 12896/X

アップルの無料メールアカウントサービス、mac.comで取得した、aakk@mac.comをメインの受信メアドとして使っていたのだが、どうも最近様子が変だ。どうやら送信してもらったのにうちに届いていないメールがあるようなのだ。

栗Qメンバー間の同報メールで「こっちには届いたよ」「え?うちは来てないよ!」で事が発覚したのだが、送ったはずのものが実は送られていないという事態は、仕事上ではかなり大問題になる。実際、栗Qもこれで解散の危機を迎えている。なんつって。

それに送信のタイミングによるのか何なのか、妙に遅れて来るメールもある。それが送信された時刻とは無関係の順番でランダムにやって来るので、これまたたちが悪い。

まだ本当にmac.comの仕業かどうかはっきりしないが、少なくともそれ以外の2つのアドレスにはちゃんと届くので、とりあえずこのメアドは使わないことにしよっと。

もし関係者で、わたくしにメールを出す方がいらっしゃいましたら、hp-kk@ga2.so-net.ne.jpか、kenji@ka-ko.netに今後お願いします。よろしくどーぞ。

20011119(mon.) 12893/X

「天才てれびくんワイド」初回オンエア日。今日も子供戦士(?)ギタリスト山ちゃんに稽古を付ける日だったのでNHKに行っていた。帰宅後、恐る恐るビデオをチェック。あっデモ演奏部分カットされてる!あ〜よかった(笑)。しかし、どうでもいいけど、オレ顔ゆがんでるなあ。やっぱ小さい頃に歯の矯正してなかったのが段々出てきたんだろなあ。ガックシ。っていうか〜、気付いたんだけど、緊張すると顔の左半分しか動かないみたいだ。いや、右半分が固まっているという表現が正しいかも。だいたいいつもVTRに映る時は緊張していることが多いので、あんな喋り方になってしまう。嫌なクセだなあ。性格に裏表がある証拠か…。

20011118(sun.) 12892/X

渋谷公園通りの裏通りがちょっとしたお洒落さん通りになったのはいつ頃からだろうか? 最近の若者は背が高いねー、びっくりするくらい。特にお洒落ショップに入ると見上げるヤローばっかりだ。まいった。オレなんか、ちょっと背低くなってるもんな。いやマジで。そんな気がする。しかしながら相変わらず身体に丁度いいサイズの服を探すのは難しい。前にも書いたかもしれないが、腕が長いのだ。肩幅や丈で合わせると袖がちょっと短くなってしまう。だからいつも買い物に来ると落ち込んでしまう。というわけで今日もPコートは探せず終い。

20011115(thu.) 12889/X

「天才てれびくん」用の録音。
種(とも子)さんが作って来た曲を、子供バンド(うじきつよしじゃなくて)のお手本として、大人バンドで演奏。ディレクターの要望で「手加減なしバージョン」と「子供に優しいバージョン」の2タイプを録ることになったのだが、そんなに大差付けられない自分が悲しい。それどころか、「子供用に」とアレンジを簡単にしていくにつれ、むしろ無駄がなくなってシンプルで明快な演奏になったりして、目からウロコ。「アレンジってこうやってするもんだな。」なんて自分が勉強になったりして…。

20011114(wed.) 12888/X

映画「オー・ド・ヴィ」のサウンドトラックを手掛けるあがた(森魚)さんをちょっとお手伝い。
実は映像に音楽をつける仕事は自宅では厳密にやったことがなかったのだが、最近やっとQuickTimeMovieとシーケンサーを同期させはじめたこの業界の大先生〜栗原氏を真似して自分もやってみた。ただウチにはDVがないので、テレビモニターで再生したビデオをデジカメの動画機能で録画して、それをマックに取り込むという力技。ハイテクなんだか、ローテクなんだか。昔ラジカセ2台で多重録音していた頃を思い出す。してないけど。

今回全面的にあがたさんをバックアップしている斉藤(哲也)くんのスタジオ作業は、夜遅くに始まって昼前に終わるというハードなものだった。

20011111(sun.) 12885/X

やっぱり「いいとも」級のテレビに出るとなると反応もすごい。「偶然見た」なんていうメールがたくさん届いた。このHPのアクセスもここ数日、普段の倍近くあるようだし、オープンしたばかりでまだ検索に引っかかりにくいRomちゃんHPでも放送後、半日で600ヒットくらいあったみたいだ。

録画放送の怖いところは編集されてしまう分、情報が半端になるということ。例えば、Romちゃんが慎吾ちゃんの手を取って指導する場面で、本当はすごく気を使って、Rom「手をとってもいいですか?」、柴田「うわ、先生ったらすごく気にしてらっしゃる。大丈夫よ〜。」なんて場面があったのだが、放送ではカットされているので、遠慮もなく手を取っているように見える。こんな微妙なことでも事実とは違って見えてしまうわけで、考え方によってはすごく怖いことである。Romっちは炭疽菌より、とりあえず、カミソリに注意! ですな。

20011110(sat.) 12884/X

HDケース購入。iBookのHD取り替えによって余っていた純正10GbHDがこれで無駄にならずに済む(重要)。小さくて速いのが売りのこの商品。iPodみたいに音楽を楽しむことは出来ないが容量は倍だぞ〜。とりあえず、貯まったデジカメ画像を入れてみた。1年半で5Gbほど。多いのか、少ないのか?

右が、Momobay CX-1

20011108(thu.) 12882/X

あ、そうそう、「いいとも」体験で一番感心したのは、12時になる瞬間。あれって固唾を呑んで待っているわけじゃないのね。想像では12時になる瞬間にADが「3,2,1,キュー」とか言ってドンと始まるのかと思っていたけど、実際は5分前に客入れ終了、そこからADによる拍手やかけ声の練習が行われて、30秒前に若手3人組(昔、羽賀研二がいたポジション)が登場して、ノリノリでお客さんとコール&レスポンスをし出す。「今日も元気にいこう!」「イエ〜イ」「もっと大きな声で」「イエ〜イ」みたいな(ま、これ自体はベタなのだけど)。で、そのグルーブのまま、そのテンポに乗って、いつの間にか「お昼休みはウキウキウォッチング♪」って歌いはじめるのだ。見ていると、「あれ、いつ12時になったの」って感じ。12時前後がシームレスに繋がっていて、上手いDJの繋ぎを聴いたような気持ちの良さ。やっぱ12時ちょうどからエンジンかけ始めるんじゃ遅いんだろうな。まるでバイクがエンジンふかして、加速しだした瞬間が12時みたいな、そんな感じで妙にカッコよかった。

あ、そうか、DJとしてならそんなに大した繋ぎじゃないとしても、そのタイミングがぴったり時報に揃っていて、しかもそこまでは小さなスタジオ内での出来事だったのが、その瞬間に全国のお茶の間に流れ出したってところに感動したんだな、オレは。

タモさんストラップ。タモさんというよりは長渕…。

20011105(mon.) 12879/X

ってわけで、「笑っていいとも増刊号」に出て来た。テルミャーRom氏のサポート。んが!なんとタモさんケガでお休み。休みをとるのは6年9ヶ月ぶりとな。ガックシ。そーとーついてない。タモさんのいない「いいとも」なんて、それじゃ「笑ってる場合ですよ」だ。「誰でも知っている曲を」というディレクターの注文を受け、せっかくタモさんが喜んでくれそうな曲をチョイスしておいたのにな〜。ぶつぶつ。いや、早くケガ良くなって下さい(祈)。まあ、でも、慎吾ちゃん(今度は慎吾パパ?)のテルミン伴奏をできただけでも幸せっちゅうことで、ありがとRomちゃん。柴田理恵いい人。さすが劇団。

最近何故かテレビづいていて、実はNHK教育でもギターの先生役をすることに! うわーこりゃ我ながら微妙な仕事だ〜(笑)。他人にギターを教えている自分というのが実力も含め客観的に見てどうなのよ!?という疑問があるので、小さなギター教室で教えていることでさえここに書くべきか悩んだのに、これじゃ全国的にバレバレだ(笑)。しかも第1回目収録時に、「先ずは先生の紹介カット用に何かデモ演奏して下さい。」なんて言われ、適当にやったのだけどまさに適当(笑)。あれ流れんのかな〜、マズいマズすぎ。だいたいエレキギター苦手だし。弾けてないし。はあ…。

そんな嬉し恥ずかし35歳の真実。オンエア予定をスケジュールに恐れも知らずにアップ。

20011102(fri.) 12876/X

今月の表紙。
ウチの前の公園でこの写真を撮っていたら、また奴がやって来た。

「ご趣味ですか?」
「あっ、あ、いや、別に…」
「成城警察の者ですが」
サッ(警察手帳を出す音)。
「あ、例の事件の聞き込みですか? 僕、前も聞かれましたよ。」
「あ、そうですか、それは失礼しました。もう何千人と聞き込みしているので、ちゃんと覚えてられなくて。で、どちらの…」
「そこの302の近藤です。」
ササササ(紙にメモをとる音)。
「ああ、そうですか。あそこもずいぶん引っ越していかれましたね。」
「はあ、そうみたいですね。」
「近藤さんは今日はお仕事じゃないんですか?」
「えーっと、あ、そうですね。今日は休みみたいなもんです。」

今日が休みかどうかも即答できないオレみたいな風貌の奴がこんな花の写真なんか撮ってたら、刑事も事情聴取せざるを得ないんだろうが、メモはとらんでもええやろ。

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