パソコンなのにリンゴマーク？　しかもかじりかけ？　という洒落っけのあるデザインに心惹かれて、起動した時に表れるスマイルマックの可愛さに打ちのめされる。マッキントッシュユーザーのほとんどはそんな些細な理由で信者になっていったのだと思う。

そんなマカー達なら誰でも欲しいはずのシネマディスプレイが２０万円も値下げになった。今まで高嶺の花だったけど、これならがんばれば買えなくもない（でもまだ無理だけど）。

単純にデフレってこともあるのだろうけど、OS Xじゃないと使えないなんて、アップルの魂胆が見え見えだ。６月いっぱいはOS 9で起動する前機種も売られるらしいが、受注生産で、しかもOS 9が必要な理由（どのソフトがOS Xに未対応だからか）を述べないといけないらしい。そうまでしてOS Xに移行させたいのか？　させたいんだろうな。Xが出てからもう２年近くたっているもんな。

しかし、あのテレビコマーシャルだけは感じ悪いからやめてほしい。あんな曖昧な自画自賛する前にもっと速度アップしてからにして下さい。

渋谷で「僕のスウィング」を鑑賞。チャボロ・シュミット（ジャンゴ・ラインハルトの後継者らしい）が子供にギターを教えるシーン「たくさん食べろ。そしたらギターも上手くなる」とか、さりげなく深い。確かに太っている人はリズム感いいもんなあ。同じギター講師として勉強になった（苦笑）。あと冒険家だった子供の頃を思い出した。俺はさほど軟派ではなかったけれど。

……

今月は暇だったこともありビデオも含めたくさん映画を見た。映画ってどーも常習性があるようで、見だすと止まらなくなってくる。23、4歳の頃、一度すごい中毒になって、週に４日くらい映画館のハシゴをしていた。でもその頃に見た名画と呼ばれているもののほとんどは内容を覚えていない（笑）。

昨日のミーティングで風邪をもらいかけたが今のところなんとか乗り切っている。２年くらい前までは毎年のように、いや、年に２回以上風邪をひいていたような気がするのだけど、ここ１，２年ちょっと強くなってきたような気がする。体重が10Kg近く増えたことと何か関係あるのかなあ？

昼の３時に川口くんがやってきて栗コーダーミーティング用の資料作り。夜の７時半から栗原宅で４人でミーティング。１０時にファミレスに場所を移し更にミーティング。決着のつかないことをいくつか残しとりあずお開きにしたのが夜中の２時半。今年も栗コーダーのミーティングは長そうだ。これが変わらないことには何やっても変わらない気がするなあ。

こんな寒い雨降りの日に車ではなく電車で外出、なんていう珍しい行動をしたので、すぐ止むはずの雨が帰宅するまで降り続いていた、のかどうかは知らないけど、今日は「オー・ド・ヴィ」の試写を見に渋谷へ。この映画はキーボードの斉藤くんが初めてあがたさんとがっぷり組んで仕事をした作品として俺には有名。その割にはスタッフロールが…。
このお酒が飲みたくなる映画、クランクアップから一年以上たってようやく公開される見込みがたったそうだ。俺も一曲だけあがたさん曲をギターインストとしてアレンジ演奏録音させてもらった。久保田（真琴）さんのミックスのおかげもあって、劇場で聴いてもしょぼくなく、ちゃんとバーボンのようなまろやかさな香りがしていた、と思う。ほっとした。あとはギャラをもらうだけだな（苦笑）。なんだか聞くところによるとMIDIからサントラも出るそうじゃないの。売るのはいいけど売れたらちゃんとギャラをくれ。頼みますよ。

梅干しやレモンの話をすると唾液が出るように、鼻の頭の脂のことを考えると、それだけで脂が出てくる。

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先日買ったReaktor3でシンセサイザーを作ってみる。と言っても、シンセの知識はゼロに近いので、ごく基本的なものを作って１から勉強。オシレーターをパソコンのキーボードでトリガーさせて、エンベロープ付けて、フィルターかまして、アンプリファイして出力。おー、しょぼ〜い音が出た。これをどんどん突き詰めていけば複雑で重厚な音のシンセが作れるようになるのだろうが、問題はどこまでこの世界に足を踏み入れる（入れられる）かだな。ネット上に世界中のReaktorユーザーが作ったパッチがあるので、1000個くらいダウンロードしてみたのだけど、このソフトの良いところは、どんなパッチでもその構造が細部まで覗けるところ。HPのソースといっしょで、人の思考回路がある意味分かってしまう。すごいパッチの内部を覗くと蜘蛛の巣のような配線がしてあって目がくらんだ。

……

TOKYO FMで生中継ライブを聴いていたら、「WEBでストリーミング放送もやってます。」とパーソナリティが言っていたので、パソコンでも見てみた。ラジオに遅れること30秒くらいのディレイがかかって放送されていた。これを半生ライブというのか？

栗コーダーで取材を受けた雑誌SWITCHを立ち読み。

なんだかなあ…。校正したはずなのに意図したような文脈になってなくてがっかりだ。あれじゃオレが自信家みたいだ。

なんにしてもインタビューなんてものは最もされたくないことのひとつ。今度からもっと積極的に避けて通ろう。

（これを読んで、立ち読みしてみようと思った人がいるかもしれませんが、たった一言のことなんで、「なんだこれだけ？」と思わんとって下さい。）

少林サッカーをビデオで観た。やー、最高にくだらないな、コレ。外国のお笑いって文化が違ったりしてよく分からないものも多いんだけど、ここまでベタな笑いだと万国共通なんだな。試合シーンの凄まじさはアストロ球団みたいだし、いやー、おもろかった。

自分の置かれた社会的状況。
ミュージシャン。無所属。勤務先なし。名刺もなし。確定申告はしているが、目先の還付金欲しさに毎年赤字申告。というか年齢相応の収入がない。国保は払っているが年金は払っていない。既婚、普通免許、その他の資格なし、前科なし…。

普段の質素な生活には全く支障ないが、将来設計なんかを間違って考えようものなら間違いなく鬱になる。今でも、引越しだのローン組むだの、一般社会と接点を持とうとした瞬間、しかもそこに「審査」なんてものがあろうものなら、俺は社会的には立派な不審人物ではないか。

例え小さなライブハウスでささやかな自作曲を演奏して、数人の心にちょっとした何かを灯したとしても、そんなことは社会的地位には何の役にも立たない。

同業、同罪のミュージシャンで、国保も払ってないのに社長だったり、無所属なのにマイホームを建てたりしている、イカした先輩方がいる。どうやってこの社会と辻褄を合わせていけばいいのか、師として小一時間仰ぎたい思いだ。

アメリカで行われているNAMMショー2003で発表されたキーボード。なんだかPCが内蔵されている模様。これに限らず最近ソフトからハード化される製品とかあって、もうなんだか、卵が先か鶏が先か状態だ。

IKからはSampleTank2が、NIからはReactor4がアナウンスされた模様。つい先日、Reactor3を衝動落札したばっかりなのになあ…。

で、何を一番待っていたかというと、DigitalPerformerのOSX版だったのだけど、そのMOTU社からなんと初のソフトサンプラーMACHFIVEなんてのが出るみたい。AKAIもソフトサンプラー出すし、さあ困った。

さねよしいさ子＠吉祥寺MANDA-LA2

久しぶりのバンド編成だったので、エレキギターを恥じらわずにクイ〜ンと嘶かせた。分厚いサウンドだと、いさ子さんの声量がさらに際だつ。アレンジも王道な方が似合うし、世間知らずで自由奔放な言動からしても、やはりメジャー畑に根を下ろした方がいさ子さんはすくすく育つのだと思う。

友人に再会した時に握手したりハグしたりするタイプの人達がいる。欧米では当たり前かもしれないが、日本では未だにこれをやる人は少ない。

１３年前（最近こういうの多いな）、ロックな現場で初めて仕事をした時、そういう文化にふれた。そして、そういう人達の出す音は、その行為に比例しているかのように、どこか包容力があり、暖かく柔らかいんだなと感じた。

そんな初体験をさせてくれたロックなリズム隊、椎野恭一、笠原敏幸コンビがやっているバンド、マグノリアのライブを下北沢シェルターに見に行った。

名は体を表すというが、同じように、肉体と精神、普段の生活がそのまま音に出るんだ。改めてそう思った。

昨日の仕事は仕事として機能（お、回文みたいだ・笑）していないので、今日が初仕事。いさ子さんリハ。

いさ子ちゃんと呼んでいたけど、彼女の日記か何かで「いさ子ちゃんと呼ばれるのは気持ち悪い」とか何とか読んでしまったので、いさ子さんと呼ぶことにしよう（ここだけ）。

久しぶりのバンド編成。しかもドラムが銭ちゃん（横銭ユージ）。１０年ぶりくらいにいっしょに音を出したけど、腰の座った重めのビートは健在だった。

栗コーダーHPで掲示板や日記やスケジュールなどのCGIスクリプトを作ってくれているU5さんに今度はアンケート投票用のスクリプトを作ってもらった。（正確に言うと、既にあったケショネアというシステムの汎用版を作ってもらった。）

先日、ケショネアで回線速度調査をさせてもらったところだけど、これからは自分で簡単に好きなことを調査できる。さて、何を調べようか？　…って、自分のHPじゃないんだけど（笑）。

髪を切りに行った。鏡の前に座って自分の姿に愕然とした。正月に餅食い過ぎたかなー、やばいなー。水泳かジョギングでもするかなー。

レコード大賞の視聴率って70年代には50%以上あったらしい。ジュリーがボギーの格好して歌ってた時代かあ。俺も見てたもんな。年末のあゆの受賞曲は確か昨年唯一のミリオンセラーらしいのだけど、全く聴いたことのない曲だった。俺が世間知らずになっているのかな？

自分内不況も割と深刻な昨今、もう好きな時に気軽にCDを買うこともままならなくなった。よっぽどすぐに聴きたい音源でもない限り、大手レコード店の新年セールをねらってまとめ買いをするのがここ数年の常。ちょうど年末年始の音楽誌が年間ベスト10なんかを特集するので、それなりに参考にしつつ、ハズレがないようにしている。ま、ちょっとつまらない買い方だけど、今日はタワーレコードのスクラッチカードで「50人に1人、20ポイント！」が当たったので、主婦心だけは満たされた。

年始は決まって仕事が少ない。今年こそ俺は食えなくなるんじゃないかと毎年不安になる。実際この仕事について16年、これまで一度もアルバイトせずにやってこれたのは奇跡に近い。今年あたりマジやばいかもなー。

福袋を買う人って、景気がいいんだか、悪いんだか分からない。という意見を思いついてみたのだけど、実際どうなんですか？あの心理。

そういえば、また宝くじ買うの忘れてたなー。毎年、今年こそは年末ジャンボ買ってみようと思うのだけど、未だに一度も買ったことないや。

かーこさんに連れられ、一作目に続いて「ハリーポッターと秘密の部屋」を見に行くも、前回同様ウトウトしてしまった。あの面白さが分からないのも、自分がマイノリティである証拠の一つ。いろいろ突っ込んだり、質問したりしていたら、「子供心をなくしてしまったのよ！」と言われた。あら、そうなのか。おかしいな、今でも音楽で世界平和とか純粋に願っているのだけど、これは子供心じゃないのかあ。

三越で「ストレイシープ　ポーの世界展」に遭遇。ポーの塗り絵コンクールみたいなのをやっていたけど、気力なく、参加せず。

なんか夢のない話をしてしまった。初夢で挽回じゃー。

年賀状の来ない正月は地味だなあ。しかも今年は「おめでとう」も禁句らしい。初詣はいいのかなと首を傾げながら近所の神社へ。去年も祈った家族の健康を同じように祈った。

2000年にホームページをはじめてから、元旦の模様替えが恒例になった。このページのペンを2HからHBに替えた（当社比）。あと、メールアカウント名を「コンドウケンジ」から「近藤研二」に変えてみた。節目を意識的に付けていく。古くからある癒しの智慧。