20030607(sat.) 13458/X
「ニャン・ニャン・ニャー・ニャン・ニャン・ニャ・ニャー」と猫が唄うスモーク・オン・ザ・ウォーターのリフ(猫(にゃん)だ!PARK内でずっと流れている曲)からも分かるように、サンプラーは世の中にありえないことを可能にする不思議な箱だ。
と、初期カシオトーンレベルな話ではなく、えー、今日はウチにあるスティール・パンをサンプリングしてみた。イトケンにトイピアノやグロッケンを借りて以来、サンプリングづいているのだ。
トイピアノを録った時も書いたが、容量に制限がなくなり、音質も格段によくなった近年のサンプラーは、上手く使いこなせば、本当にその楽器が生演奏しているように鳴らすことも可能なレベルになってきた。
2オクターブちょいのテナーパン全ての音程を、p,mp,mf,f,4つの強さでマルチサンプリングしてプログラムを組む。サークル・オブ・フィフスに音が配列されたスティール・パンは、それ用に練習を積まないと、すぐに演奏するのはなかなか困難だが、鍵盤上に並んでしまえば、誰でもスティール・パンの音色で「猫踏んじゃった」が弾けるようになるのだ。
おまけに、スティール・パンでは物理的に無理な和音や、技術的に無理そうなアルペジオをバラバラと弾いてみたりして、「ありえね〜」と、ひとり悦にいるのであった。
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