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20030929(mon.) 13572/X

二年ぶりに手帳を持ってみることにした。

実は三年前にPDA(いわゆる電子手帳ってやつ)に手を出してみたものの、馴染みきれずに一年ほどで使わなくなってしまっていて、その時以来手帳を持つのを止めてみていた。手帳を持ち歩かないだけで随分と自由人みたいな気分になれていたのだけど、同時にあまり仕事が来なくなったような気もしていて、それが手帳を持っていないせいではないかという疑惑というか責任転嫁な気持ちをなんとなく持っていた。

もし来年すごく忙しくなったりしたらそれが立証できるってもんだけど、そう簡単に行くかどうか? ま、でもどんな願掛もだいたい似たようなもので、要は望みを叶えたいという思いがあるかないかの問題だと思う。神様にお祈りした後、神様がそれを叶えてくれるわけではなく、結局、祈るほどに溢れている自分の思いがそれを叶えるわけだよね。…あら、手帳の話だったのにやけに固いな。つまり、手帳を持つという心構えひとつで仕事がちょっとでも増えれば、まーよかろうってことです。今日買ったのは10月から使えるようになっていたのでばっちり。

で、楽器屋でイトケンに遭遇。ライブハウスの次にミュージシャンに遭遇しやすい場所。当たり前か。

20030926(fri.) 13569/X

アニメーション・スリー」を観に行った。加藤くんはじめ、オレよりひとまわり近く年下の三人の立派な仕事っぷり。やー、頼もしい限りです。

作品の上映にDVD-Rを使っていたみたいだけど、ちょこちょこエラーが出て映像や音声が途切れるところがあった。まだメディアとして微妙なのかな。あと、『或る旅人の日記』だけってことはないと思うけど、音声がL/R逆になってたな。ウチで何千回も聴いたのでそういうのすぐ分かる。

なんだかオレのプロフィールのパネルまで貼ってあってありがたかったけど、最近太って老けてきたから写真をそろそろ新調しないとな。ウソつきになっちゃうな。

20030923(tue.) 13566/X

スケジュールページにはすっかり書き忘れていたけど、今日は「UKULELE cafe NITE」というイベントにRom Chiakiで出演。ロムちゃん今月3本目。

テルミンは寒い国の楽器なので、サポートの夏ちゃんとオレでウクレレを弾いて設定温度を上げてみた。でもテルミンって奏でようによってはスティールギターみたいな雰囲気もあるので、これが意外とハワイアンとか似合うですよ。実は。

ウクレレビートルズのイベント以来、ウクレレ弾きの人達を何人か見てきて、いろんな演奏スタイルがあるのは分かったけど、ポロンという音色以外のところで、それがウクレレである必然性というのがどうも今ひとつ感じられなくて、「それだったらギターでもいいんじゃない?」っという印象をどうしても受けてしまう(ま、自分のことはさておき言っているわけですけれども)。

そんな中、素人が30人くらい集まってサークルっぽいノリで楽しくウクレレ弾いてま〜す、みたいなスタイルのウクレレアフタヌーンというグループは、「あ、これはウクレレじゃないと成り立たないかもな」と思った。あのお気軽さは他の楽器だとなかなかだせないもんな。というわけで一番印象がよかった。

牧伸二の直弟子、牧伸三(?)でもあるという藤井康一さん(松田優作みたいでカッコいい)を見てもそう思ったけど、やっぱり「身軽」っていうのがウクレレのキーワードなのかなあと。

あと、生サンディーを初めて聴いたけど、すんごいよかった。フラダンスも官能的で鼻血ブー高木ブー。

ライブのギャラを本番前にもらったのはミュージシャン人生初。

スタバでスタンバっている対バンUCQの川口さん

20030922(mon.) 13565/X

大阪から戻って家で車に乗り換えそのままみんとりちゃんのCM仕事へ。スタジオは同じマニュエラ所属のゲイリー芦屋宅。

甲州街道が混んでて遅刻してしまったので、途中で右折禁止の所を右折してみたら、しっかり白バイに見られてた。あらー。交通安全週間だったのね。はい、罰金7000円。

ゲーリーさん家ったらなんだかお洒落なデザイナーズマンションじゃないすか。普通の家にデスクトップG4とかあると妙に浮いてしまうものだけど、ここならバッチリですね。おまけにブースまであって管楽器なんか録音できちゃう。いいなあ。

ちょこっとミュージカル風の曲とアレンジ、やっぱみんとりちゃんいいなあ。はやくハリウッドとか進出すればいいのに。このCM、絵も有名なアニメーターの人でなんだか豪華な感じだな。

そういえば、みんとりちゃんも岸野雄一&フォルティ−タワーズの一員なもんだから京都の学祭で一緒なんだよね。「京都の夜は盛り上がろう」と今日は伝えてきた。

20030921(sun.) 13564/X

大阪に来ている。里帰りです。カーコさんは友達の結婚式へ行ったので、一人ぶらぶらと楽器屋さん廻りなど。阪神の優勝効果か、心斎橋も尼崎もすごい活気だったな。

 急に寒くなりましたね。

20030919(fri.) 13562/X

原宿クエストホールへナタリーワイズ観戦。サポートの3人、ゲストの坂本美雨嬢含め、7人全員がジョアン・ジルベルトを見に行った(しかも業界席、1〜2列目、いいなあ)というだけあって、なんだかお洒落〜なサウンドだったなあ。いや、もちろんそれだけが理由じゃなかろうけれども。

そういえば今度、京都造形芸術大学の学祭でナタリーと一緒なんだった、栗コーダー。「その時はよろしく」って言ってくるの忘れたなー。

で、やはりMCでジョアンの話題になっていたけど、あの後オレもネットであの沈黙の20分についていろいろ情報を得てみたらば、どうやら「お客さんの拍手につい聴き入ってました。すまん。アリガト、ジャポン。」ってことらしいのだけど、本当の理由が何にせよあれだけの話題を振りまいてしまうわけだから、やはりタダ者でないことだけは確か。

20030916(tue.) 13559/X

二日続けて東京国際フォーラムへ。今日はジョアン・ジルベルト。

19時5分、開演時間を5分過ぎたところで場内アナウンス、「アーティストがまだ会場へ到着していません」。あらま。ジョアンの奇行を予測していた場内のお客さんからは拍手。その後、約10分置きにアナウンスが入り「只今会場に向かっています」「今、到着しました」「準備中ですのでもうしばらくお待ち下さい」などと続き、その度に客席の拍手が増え、雰囲気を盛り上げる演出みたいになっていた。で、ある意味予定通り約1時間遅れで本編スタート。

暗転になってしばらく間があった後、ギターを片手にやや老いを感じる足取りでステージに登場。軽く一礼した後、チューニングはせずにおもむろに歌い出した。もちろんドカンと来るわけではなく、ふっとフェードインしてくるような感じ。5000人を前に部屋で弾き語りを始めたという印象。序盤で2回「声の調子が悪い。」みたいなことをボソっとポルトガル語で喋った以外普通のMCはなく、黙々と歌い続ける(早川義夫さんみたいな感じ)。ウチにある2枚のライブ盤に比べるとさすがに声の張りはないが、でもグッと渋い枯れた感じで、これもまたいい感じ。決して力強い歌い方ではないけれど、小さいところがほんとに小さいからメリハリは効いている。ダイナミックレンジの広さに音楽の豊かさを感じるんだよな。

ギターはお見事の一言。弾き語りのギターとして完璧だった。コードは絶対間違えない。リズムも転がり続けて止まらない。歌は演歌と一緒ですごく伸び縮みするのだけど、それでもギターのリズムだけは絶対に狂わない。完全に歌とギターが分離しているようでもある。かと思うと息を吸う音がものすごく綺麗にリズムにはまっていてパーカッションの一部みたいになっている。これが絶品。吸気が大事なんだな。フジロックのニック・ロウでも同じことを思った。

15曲くらい歌って「ディサフィナード」で本編終了。会場から割れんばかりのアンコールの拍手。1分も経たない内にすぐステージに戻ってきて、アンコールに応え「フェリシダージ」を歌い終わったところで突然フリーズ。動かなくなってしまった。最初は拍手がおさまるのを待っているのかと思ったけど、あまりに長い。ピクリとも動かないので、「ひょっとしてこれってあしたのジョーならぬ、あしたのジョアン状態?」とか思ったり、鳴りやまぬ拍手の中会場中が段々?マークに。

で、固まったまま20分! ようやくステージ袖からツアークルーが出てきて、ジョアンの肩をポンと叩くと、我に返ったようにおもむろにポルトガル語で何か喋って、最後に「アリガトジャポン」だって。そんで「コルコバード」から10数曲歌ったかな。第二部かよって突っ込みたくなるくらい長いアンコール。ヒット曲オンパレードって感じ。最後は「イパネマの娘」で幕。時計を見ると22時45分。

空調が止められていたこともあって、ちょっと蒸し暑くまったりとした、時間、空間ともにブラジルって気分だった。やーすごかった。

それにしてもあのフリーズはなんだったのだろう?

20030915(mon.) 13558/X

東京国際フォーラムに「人体の不思議展」を見に行った。別に内蔵フェチでも「踊る大走査線ザ・ムービー」に出ていたキョンキョンみたいに切り裂きフェチでもないのだけれど、招待券をもらったもので。

本物の人体標本が全体もしくはパーツごとに100体近く、いろんな格好で置いてあった。標本というとホルマリン漬けとかを創造するけど、プラストミック標本とやら言う新技術でもう人形みたいなんですよ。触って撫でられそうなくらい(実際、一体だけ触ってもいいのがあった)。まったく匂わないし。よっぽど混雑した会場内の生人間の方が臭かった。

指先の血管すごいなとか、肝臓でかいなとか、いろいろ勉強になった。オレも死んだら献体してもいいけど、アソコを松茸みたいに縦に切られるのだけはイヤ。

20030913(sat.) 13556/X

Romちゃんの営業ライブ。笛仙人ではビッグサイトと告知していたけれど、同じお台場の日本科学未来館だった。今日は「宇宙の日」らしくほのぼのとしたイベントが行われていて、ここの館長の毛利さんが登場して挨拶をしていた。おまけに発泡スチロールで出来た火星に未来への願いを書いた短冊を刺してましたよ。微妙。

ロムちゃんのライブはテルミン体験コーナーを挟みつつ宇宙にちなんだ曲を中心に数曲、それを2ステージ。

この科学未来館ゆっくり見て回るには楽しそうなので、今度仕事じゃない時に来てみよう。別のフロアでやっていたASIMOの実演をちょこっと見たり、お土産に宇宙アイスを買ったりして夕方には帰宅。

オレも宇宙体験ニャ。

20030911(thu.) 13554/X

Rom Chiakiライブ@南青山MANDALA

ピアノの須藤かよさんとさねよしさんがゲストということで、それぞれのオリジナル曲をやったりしつつワンマン並のたっぷりとしたステージ。

4回もリハをやったのでそれなりにこなれていたはずなんだけど、なんかギターの演奏がボロボロになっちゃったな。今朝方までやっていた録音がちょっと響いたかもしれない。なんていいわけしたりして。

最近どーも演奏中に突然頭が真っ白になることがあって、歳のせいか何なのか、やばいなー。自分の不器用さを改めて痛感する今日この頃。

20030910(wed.) 13553/X

栗コーダーでまたまた企画アルバムに参加。「ウクレレビートルズ」の続編。現時点では「レレレ」と言っておきましょう。

最近の栗コーダーはちょっと倦怠期とでも言うのか、メンバーで切磋琢磨して何か新しいものを創造しようというような気配ではどうもないようだ。

それを逆手にとって今日の録音は、何も考えずにゆる〜く一発録りっという様なアプローチだったのだけど、そういうラフな状態のもの、デモテープっぽいというか、素っぽいというのか、赤裸々なというか、そういう部分を人に聴かせてしまうようなナルシスティックな要素は自分には少ないので、これがなんとも恥ずかしいんだよなあ。人前で即興演奏するのが苦手なのと同じかもしれない。

実際、録音中にウクレレを落としかけて演奏が止まりかけているようなテイクをそのままOKにしたりしたのだけど、そういうハプニングを魅力に変換しているような素晴らしいバンドは他にもたくさんいるわけで、栗コーダーがそれをやるにはあまりに中途半端というか、だいたい根が真面目だし、そんなに脱力系な性格でもないんだから、見合ってないと思うのだけど。

こだわって作りこんだラフか、奇跡的にセンスのいいものになった本当のラフか、そのどちらかでないとラフなものを発表するのはあまりに恥ずかしい。

じゃ自分の思うように突きつめてみればいいんじゃんという意見もあるだろうが、先日も書いたけど、栗コーダーはあくまで立て前上は合議制で物事を進めているので、バンマス以外の誰かが強引に主導権をとってそっちへ引っ張っていくなんていう図式はメンバー間には成り立たない。これまでの栗コーダーというブランドイメージに縛られるのも避けられないところ。

思い入れが強い人に引っぱられるのは分かるが、思い入れのなさにも同じように引っぱられることもあるんだな、と思った1日。

20030909(tue.) 13552/X

さあ大変。不動産屋がベランダの水漏れチェックをしたいといってウチにやって来ることになった。何が大変って、契約ではペット不可だし、オレはプログラマー(何それ・笑)ってことになっている。猫トイレに猫タワー、壁に貼った引っかきキズ防止のビニールなんかを全部片づけ、廊下に出ていたギターケースも部屋にしまい込み、綺麗に掃除機をかけた。で、家はカーコさんに任せ、オレはマルオさんを連れて近くの公園へ。

やー、なんだかなー。いつになったら正々堂々と暮らせるようになるのかな。肩身狭いよなミュージシャンって。よっぽど条件がいい部屋を見つけないかぎり、オレくらいのしがないミュージシャンはだいたいコソコソと暮らすことになる。どの時点でコソコソから堂々に変われるのかな。やっぱ紅白出演かな? そんなに甘くもないか。

公園もええけど、

ニャンでオレまでコソコソせなあかんの?

20030908(mon.) 13551/X

ARABAKI ROCK FESTIVAL、仙台から戻りの新幹線。12時24分発という半日を無駄にしてしまう微妙な時間帯だったにも関わらず、ほとんどの出演者が同じ便に乗っていた。

と! 出発してまもなく右手の窓からブリジストン工場の火事を見てしまった。やー、びっくりした。同じ車両に乗っていたクレイジー・ケン・バンドの人達もみんな一様に驚いていたが、さすがに「イーネ」とは言っていなかった。かな。

20030907(sun.) 13550/X

荒吐に来ている。キョンキョンでARABAKI ROCK FESTIVALというのに出演。楽屋が集まったテント村では知っているミュージシャンにもたくさん会った。本番は短いながら大盛り上がり。2曲目でストラップが切れた。オレはしゃぎ過ぎ。やっぱ野外は楽しいなあ。今度は昼にやりたいなあ。

本番直前のサウンドチェック時にステージ上から撮影。

……

ホテルでメールチェックしようとしたらまたウィルスっぽいのが46件も来ていて、お金がもったいないから途中で受信やめ。明日、家に帰ってからメールチェックすることにしよう。

20030906(sat.) 13549/X

久しぶりにお茶の水、楽器屋巡り。10軒近くひやかして廻った後、探していたギターアンプを発見。計画的に衝動買いすることにした。駅前の交番で「この辺にお金をおろせるとこないですか?」と聞いたら、そこのお巡りさん、30秒近く黙ったままで考えているんだか考えてないんだか、なんだか知らないけど高圧的なアホ面。おいおい、渋谷だったら10秒に一回は聞かれるような質問の答えがそんなに難しいとでも言うのかい? 30秒後に出てきた言葉は、「キャッシュカードで?」。…絶句。「あ、もういいです、自分で探します。」と言って出てきた。あんなトロい人達に税金を払っているかと思うと泣けてくる。

吉野屋で牛丼。学生が入ってきて「並、つゆだく、ねぎだく」と注文していた。へぇー、玉ねぎの量も注文できるんだ。今度行ったら、「並、つゆだく、ねぎだく、ぎゅうだく、めしだく」って言ってみよう。

そういえば先日、その日限りで閉店になるマクドナルドに偶然入った。「本日の20時を持ちまして閉店します。長い間ありがとうございました。」と店頭に貼り紙がしてあった。それでも店員はチーズバーガーセットをテイクアウトで持ち帰るオレに「ありがとうございました。またお越し下さいませ。」といつものタダのスマイルで言っている。なんか取り方によってはしみじみする話なんだけど、さすがに1日2回は無理かなあ。

帰宅後パソコンを立ち上げたら新着メールが54件。なんじゃー。1件以外は全部ウィルスメールっぽいやつだった。

20030901(mon.) 13544/X

今月は久しぶりにライブが多い(と言っても多い人よりはずっと少ない)。そんなわけでリハの日々。昨日はRomちゃんとKyon2のダブルヘッダー。今日もKyon2。

リハに来ていたビクターのKyon2担当のディレクターの方はどうやらSmapの担当でもあるようで、ちょっと話を聞いたのだけど、Smapのシングル発売ともなると、毎回どこからともなく候補曲が500曲近く集まるらしい。へぇー。

すごい話だけど、でも考えてみたら宝くじに当たるよりは確率だけは随分高いので、オレも今度デモテープでも渡して見っかな。狙い目はB面。B面でも印税一緒だからな。現に『らいおんハート』だか何だかのカップリング曲はツアーのローディーの子かなんかが書いたらしいのだけど、CDが売れたおかげでツアークルーの中で一番のお金持ちになったんだって。へぇー。

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