20040110(sat.) 13675/X
栗コーダーで映画「クイール」の音楽を手がけている。実在した盲導犬のお話。
残念ながら今回も自分が曲を書き下ろすチャンスはなかったが、「鉄道ワルツ」に収録したオリジナル曲2曲をいい感じに使ってもらっている。
劇場用の予告編でも使われている「ペジエ」、実はこの曲、カーコさんと結婚して、生まれたての子猫だったマルオをもらって来て、3人で新しい生活を始めた頃に自然に出来た曲(恥ずかしながら)。それが、映画の中でもまさにそんな雰囲気のシーンに使われていて、ちょっとばかし感慨深くなった。監督が選曲したのかどうかは知らないが、改めて音楽って言葉いらずだなあと。
それから1年後くらいに作ったマルオ・ザ・ムービーにあてた曲も、同じように単純なドレミのモチーフで出来ちゃっているわけだけど、この2つの映像を見てもらうとお気付きになるかと思うが、ドレミ以上の共通点が何となくあるような気がしませんか?
あ、いや、デジカメで撮った動画が映画に負けてないでしょ!ってことじゃないっすよ。
ペットを飼うとその愛くるしい生のエネルギーと同時に、死への恐怖みたいなものをいつも感じずにはいられない。それは単純にペットの寿命が短いことを知識として分かっているからでもあるのだけど、「生きるとは死ぬこと」みたいな強烈な人生哲学を自然に毎日ペットから教わっていて、それが何となく曲や目線にも繁栄されたのかもしれないなあ、なんて自分では分析してみたわけだけど、カッコつけ過ぎっすか?
そんなわけで、オレもXデーにむけて13675段まで上がって来た。
連日の録音とミックスで風邪をひいてしまったようだ。今日はギター教室始めだったのだけどいきなり休校にしてしまった。ゲホゲホッ。
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