9月25日(火)
マルやんがベランダから逃げた。
夜ゴハンを作りながら洗濯をしていたら、いつもは魚の匂いなんかを嗅ぎ付けて手を出してくるはずのマルオさんが来ない。
おかしいなと思いながら、洗濯物を干そうとベランダに出たら、寝室の掃き出し窓の網戸がベロ〜ンとはがれていた。まさか!
研兄の作業部屋にもいない。研兄も慌ててマルヤンを探す。押入や天袋にもいない。まずい。きっとベランダから外に出ていってしまったのだ。ベランダ越しに隣りの家にいってたら大変だ。左隣りは最近赤ちゃんが産まれたばかりだし、右隣りは酔っぱらいのおじさんと小鳥がいる。3階から落っこちちゃったんじゃないかとか、小鳥を襲ってるんじゃないかとか…短い時間の中でいろんな事考えてしまった。
そして恐る恐る左隣のベランダを覗くと……いたぁぁ!!
もともとマルオさんが隣りに行けないように、ベランダの壁の下の隙間に箱を並べてあったのだけど、なぜか通れてしまったみたいで、逆に向こうからは戻れなくなって困っている様子だった。箱をどけてあげると慌てて戻ってきた。
はぁ〜〜〜、焦ったよ〜。でも隣の人、絶対気付いたよね。お隣りさんは生まれたての赤ちゃんが超かわいいだろうから、猫の毛とかに神経質になってるかもしれないし、いい気持ちはしてないだろうな。言いつけられたらどうしよ…。ここ追い出されちゃうかもよ〜。
そんな私の不安をよそにマルオさんは、興奮してニャーニャー鳴きまくってるし…。まったく心配させるなよ〜
それより網戸直さなきゃな。
こんな事して遊んでるから…
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