20041009(sat.) 13940/X
デモ出し中につきちょっと息抜き。
今日は台風が来るっつうんで、ギター教室を午後から休校にした。
いつかこの日記に書こう書こうと思っていたことだけど、ギター教室のトイレにあるトイレットペーパーの芯に、回すと(つまり使用時に)電子音を奏でる芳香剤が入っている。その曲がエリーゼのために(電話の待ち受け音の第1位は意外にもこの曲ではなく、グリーンスリーブスらしい)なんだけど、これが電池がなくなりかけていて、回す度に冒頭のミレ#ミレ#ミレ#という部分が平均律ではない微分音で下がっていく。
想像してみて下さい。これがものすごく気持ち悪いのです。ミレ#ミレ#ミレ#だけでも無気味なメロディなのに、それが段々と女性の声があたかもオカマに化けて行くがごとくピッチが下がっていくのです。もうねえ、気持ち悪くて吐きそうになります。紙をたくさん使っていると電池のパワーがなくなって音程も下がりすぎて聞こえなくなるのだけど、これが次の週にはまた復活していて同じことをくり返すんですよ。イジメです、あれは。先日やっと電池が完全なくなったらしく何も音がしなくなってホッとした。
なかなか生徒のギターの腕が上がらないのはあの音痴な音のせいだった!ってことにしておこう。
台風ってのは強さより大きさの方が恐いってのが今日のでよく分かった。しかしなんだな、「過去数年間で最も○○の起こる危険性が高くなっています。」って表現をすごく聞くようになったけど、あれ、2年くらい前までは一度も聞いたことのない台詞だったけど、ここのところの異常気象がそんなにすごいのか? それとも、その表現が使いたくてここぞとばかりに使っているだけなのか? どうも後者の気がする。
「歴史的〜〜」とか、「絶対に負けられない戦い」とか、形容が派手になりすぎていて、なんかいざという時の緊張感がなくなるよなあ。
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