wednesday memo.....

 - - - 日記がわりの極私的なメモ

20000226

すっかりプロデュース業に夢中になって、ここもおざなりになってきてしまった。
この一週間をまとめて振り返ってみることにしよう。


18日〜20日 rcのレコーディングで長崎へ。
   行きにちょっとしたハプニングで6時間ほど遅れてしまったが、
   夕方過ぎ無事、小高い山の上にあるNOEちゃんの実家に到着。
   ここで寝泊まりさせてもらい2泊3日の予定で主に生ピアノの録音。
   東京のレコーディングスタジオは高すぎる。
   一日借りる予算で、3人くらいは楽に長崎に行って帰って来れる。
   もちろん宿代やあご代、向こうでのスタジオ代などを考えるとそうもいかないのだが、
   今回はNOEちゃんのお父さん、お母さんの特別の計らいでこの企画が実現。
   すっかりお世話になってしまった。
   そういった予算のこともあるのだが、何も長崎に出向いたのはそのためだけではない。
   やはり普通のスタジオでは録ることの出来ない「something」が録れないか?
   そういう期待があったからこそだ。
   お正月にNOEちゃんが実家でMDに一発録りしてきたデモテープ。
   今思うとあれを聴いていたことも、長崎行きを決めた要因になっていたかもしれない。
   果たして長崎レコーディングの成果やいかに。結果はアルバムで。

21日 栗原くんが書き下ろした「おかあさんといっしょ」用の曲を栗Qのメンバーでレコーディング。
   3連系のハネたドラムが叩けて楽しかった。久しぶりに12弦のアコギも弾いた。
   夕方には、おにいさんとおねえさん(NHKスタッフがこう呼んでいたもので)も歌入れのため登場。
   迷いのない歌い方は説得力があるのだな、と思う。

22日 rc山下くんのバイト先へVS-1680を受け取りに行く。かぼちゃプリンが美味。
   ついでに秋葉原でちょっと買い物。ZIPメディアなど。
   夜は、長崎で録ったオーディオをVSから作業用マックへ移植。

23日 夜、25日用のプッチクリリハ。栗原宅。88鍵、長い。

24日 作業部屋の模様替え。機材の持ち運びが多いので、ケーブルの抜き差しがしやすいように、
   部屋に入ってすぐのところに機材が背面丸出し状態で積んであったのだが、
   あまりに威圧感があって部屋に入るのにちょっとした決心が必要だった。
   一人で作業する分には機能的で完璧なレイアウトだったのだが、部屋に入りづらいんじゃ仕方ない。
   それにこれからrcの歌入れもうちでやるので、ちょっとでも広く快適なレイアウトはないかと模索。
   ただの模様替えと違ってケーブルの長さなんかも考慮しなくてはいけないので大変。
   一日がかりで完成。
   そうだ、そのうち写真でもアップしようかな。

25日 新宿ロフトで「Smash Water People,OK?」の発売記念イベント。
   といってもコンピCDに入っているバンドはロッキーチャックと栗コーダーだけだった。
   他の参加バンドはみんなレコーディングやらで何かと忙しい時期のようだ。
   いや、ほんとはrcだってとっても忙しいんだけどね。
   だからリハは当日の昼間に1時間だけ…。
   ノエパパもノエママも「ライブをなめちゃいかんよ」ち言いよったろうが。
   レコ−ディング中の新曲3曲。
   プッチクリはイベント的にどうも浮いた存在のような気がしてならなかったが、またそれも愉し。
   「くつやのマルチン」でいつもは関島さん担当のベースパートを演奏。
   簡単なようでやけに難しいこの曲は、インプロなれしたジャズミュージシャンでもかなり手強いらしい。
   頭グルグル、パラレルワールドしました。飛んで、夏しましたー。

26日 引っ越し後の敷金の返却が二ヶ月経ってもないので不動産屋に行ってみた。
   マルオの爪研ぎ跡が数カ所残ってしまったので、ひょっとしたらそれで大家さんが怒って
   お金を返してくれないのじゃないか、とちょっとびびっていたのだが、
   ただ忘れられていただけだった。ほっとした。
   ただ、今の家を出る時は簡単にはごまかせなさそうだ。
   うむうむ。
   

20000217

夜遅い時間から銀座、音響ハウスにて栗コーダーCM録音。
東邦ガスのコマーシャルだった。のでON AIRは中部地方だけの模様。

「写真の中の君」みたいな曲というオファーだったようで、珍しくオレの曲を録音。
自分の曲は譜面を書いてみると、なんかどれもおたまじゃくしの並び方
(泳ぎ方と書くべきか)が似ている。

そうか、「譜面相占い」ってのがあってもおかしくないな。

20000216

お昼、駅前の美容院で髪を切ってパーマをかける。
髪を短くしてからは頻繁に行かなくてはいけない。
長髪は楽だったなあ。

夜、rcの山下くんNOEちゃんが来る。
先日のレコーディングのトリ−トメント作業やデータコンバートなど。
明け方まで。

20000212

先週に引き続きロッキーチャック、リズム隊リハ。
一週間で二人とも格段にいい感じになっていた。よかった。
明日から、いよいよスタジオ入り。
サウンドクルー(もともと楽器や、文字通りクルーを調達する会社)が作ったPro Toolsのスタジオ。
リハスタも兼ねているようだが、録音で使う場合の特典として、
サウンドクルー所有の機材が全て無料で使えるらしい。
でも、明日はドラムセットとベースアンプしか借りていない。
なんか、せっかくなのにもったいない気がしてきたぞ。ハープシコードとかあるかな?

それはさておき、ここでは書いていなかったが、
ロッキーチャック(今後ここでは勝手ながらrcと略させてもらおう)
の次のアルバムを全面的にプロデュースさせてもらうことになった。
アルバムを全部プロデュースするのは初めてなんで気合いが入る。
入りすぎてオーバープロデュースにならないように注意しなくては。
このプロジェクト、何故かレコード会社のA&Rの人がいなくて、
おまけにオレは事務所を辞めてしまったとこなので、
なんか、ただのサウンドプロデュースというより、
予算管理やらスタジオの手配、おまけに弁当の手配、
そんなことまでやる海外のプロデューサーみたいになってしまった。
責任重大だが、やり甲斐もある。
事務所に所属していると、音楽に専念できて楽そうに見えるが、
実際のところ、かえって変に気をつかったりすることも多い。
責任をとる分自由になるわけで、せっかくなんで、この機会に思う存分その辺を楽しもう!
そういう考えもあって、この仕事も非常に楽しい。

おまけにバンドのプロデュースの醍醐味として、そのバンドをいかにカッコよくして、
ライブなんかでも栄えるアレンジをして、人気者にできるか!
なんてことがあるわけで、今日のリハなんか、まさにその第一歩。
いや実は昨日、カンくんのドラムの個人リハまで覗きに行ったりもしたのだった。
そんなんで楽しみつつも、良いものを作らねばというプレッシャーで、
今いい緊張感に包まれている。

rcのファーストアルバムがすごく良いので、なおさら力も入るわけだが、
今回もとても良い曲が揃っているし、
山下くんもNOEちゃんもしっかりやりたいことが見えているので、その辺は非常に心強い。

とりあえず、明日のベーシックの録音が、行く末を占うのにかなり重要なので、
がんばらなくてはいけない。
いや、待てよ、オレはがんばらないことにしよう。
彼等にがんばってほしい。

…しかし、下の日記はつまらないなあ。

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今さらY2Kの話題ですが、例えば下記のように000208などと表記していたら、
また2100年になった時に同じような問題が起こるかもしれないわけで、
そう考えて20000208と書いていたのだが、
よくよく考えるとこれだって西暦1万年になった時にやっぱり同じことになる。
つまり考えれば考えるほど0の数は増えるわけです。

でももっと考えると、そんなことしなくても100年後のコンピューターは人間よりはるかに賢いかもしれないし、
別のこと考えると、こんなに0が地球上で続くのか、とか。
あ、また数の事話してしまった。

000208

まるでスキャナーが当った人のようにCDジャケ、スキャン。
下記のジャケ写をクリックすると、詳細が出ます。
実は栗コーダーのページに飛ぶわけですが、写真を提供したので、勝手に逆輸入させてもらいました。

COAR-0003  ¥1.943(w/tax)

20000206

お昼の3時から、コンピレーションCD「Smash Water People,OK?」の
発売記念店頭イベントが、新宿タワーレコードで起こりました。

そのイベントの模様を、まるでデジカメ所有者並みの素早さでアップロード。
これがオレのメリハリのメリの部分。 あ、違ったハリか?

実は2回めのステージ 「プッチクリ」の皆さんと

プライマル・スクリーム」の皆さんと

またの名を「ロッキーチャック」の皆さんと

20000202

靴下があまりに増え過ぎたので、もう履かなそうなもの、もう履けないものを思いきって捨てた。ゴミ箱行きの靴下、18足と片方のが2足。それでも、まだ50足も残っている。ほんとはもっと捨てたいところだが。(あ、これ残りを50足にしたのではなく、たまたま残りをカチカチ数えてみたら50足だったのだ。こういうことってたまにある。昔、チラシの枚数をよく数えていた頃、ライブハウスで配られるチラシの束に、ハイポジのチラシを折り込んでもらうために、だいたいこんなもんだろうとチラシの束をひと掴みして持っていったら、折り込みの時間に遅刻したので、自分で後からその束に差し込まなくてはいけなかったのだが、なんとそこにあった束と自分が持って来た束がちょうどぴったり同じ数だったのだ。最後の束に最後のチラシを入れ終わって手元に一枚も残らなかった、あの至福!!  あー、あの頃がピークだったなあ。カウンターとしてのオレ。)
今年はいろいろ捨てていこう。

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